鳥取県は大山にある「大山レークホテル」にプラチナスイートが誕生したと聞いてママが旅行に行くよといい、2016年3月の土曜日、2人で午後1時9分の新大阪発の「のぞみ」で大山に向かいました!
大山は「西の富士山」と聞かされていたので、ずっと憧れていました。
大山には岡山まで新幹線で、そこから北に上がっていくそうです。
新幹線は2回目で、岡山方面は初めて。「のぞみ」は博多行き、乗ったのは4号車です。
岡山駅で乗り換えです。岡山はキビ団子で有名ですね♪
岡山駅で出雲市行きの「やくも」に乗り換えました。
午後2時5分発です。
ふだんJRには乗らないので「やくも」がめずらしい!「やくも」はこんな電車です。
今から出発です!
途中で清流やローカルの駅などいろいろ見かけましたが、うまく写真が撮れませんでした。
気づけば下車駅の米子という状況!
米子駅には売店が色々ありましたが、奥の方には神話のお土産や大山寺「豪円湯院」のお菓子、スイーツなども売っていました。
大山レークホテルに到着すると看板犬のガイナくんがお出迎えしてくれました。
ガイナとはこの地方の方言で「でっかい」という意味だそうです。本当に大きくて、最初はちょっとビクビクしながら近づきました。
エントランス左には、キャロライン・ケネディ駐日大使が来られた時の写真が飾ってありました。
ママは京都賞の授賞式でケネディ駐日大使を間近で見たことがあるけど、こんなに近くではなかったから、大山レークホテルはスゴイ!と言ってました。
3月だったので、ロビーにはひな人形の大きなひな壇が飾ってありました。
大きいですね~♪
米子駅からはタクシーでホテルに向かったのだけど、5時を少し過ぎていました。
チェックインしたりして庭に出ると暗くなりかけた空に冠雪の大山が見えていました。
大山レークホテルは湖畔にある広い庭園が自慢のホテルだそうです。
夕闇になりそうなお庭は、すごく雰囲気がありました。
お部屋は、とても豪華なプラチナスイート。
一目で気に入って「スゴイ!」を連発してしまいました!
マッサージチェアのメーカーが運営しているホテルということで、お部屋にはスタイリッシュなマッサージチェアが置かれています。
このプラチナスイートは木の良さをふんだんに使ったお部屋で、ロッキングチェアもこの通り、木で作られています。
ママは仕事柄もあるけど元々、旅行が大好きなのであちこち一緒に旅行しているけど、こんなに豪華な部屋は初めてです! すっかり気に入ったので、プラチナスイートに入ったとたん「また来たい!」「また、ここに来る!」と何回もママに言いました!
広~いベッドで、すっかり気に入りました。
しっとりした間接照明です。
プラチナスイートの浴室のアメニティはオーガニック。
今話題のjohn masters organicsです。
タオルも国産・今治オーガニックタオルという徹底ぶり!
泊まった部屋の洗面所はコーナー使いができるような広い空間でした。
夕食の時間になったので下りていくと、豪華な暖炉にタキギがくべられていました。
ロンドンの親戚のおうちにも本物の暖炉があるので、暖炉は見慣れていますが、この暖炉は雪降る地方のホテルというだけあって、大きくてあったかさがハンパない!それに、とてもオシャレです。
今からフランス料理のフルコース。
しっとり落ち着いたレストランに、うさぎさんみたいな飾りナプキンが可愛い♪
もう大人と同じぐらい食べるため、事前に特に連絡を入れたわけではないのですが、子供が食べやすいようにと、わざわざアミューズをスティックタイプのパイ・プリッツにして下さったり、あまりの配慮の良さにママが感動していました! ちなみに大人にはカニリゾットのクロケット・きのこのクーリでした。
雰囲気のある暖炉の横で食べるディナー。パイのプリッツ・スティックはバターがきいていてサクサクおいしかったです!
今夜のディナーは大山や鳥取県産・地元野菜や食材を使った本格的なフレンチのフルコース。
前菜の「スズキの昆布じめ 炙りカルパッチョ」はずっと食べ続けたいと思うほど絶品でした!
一品ずつメニューの解説をていねいにしてくださるスタッフの坪倉さんが、暖炉のマキの位置をこまめに換えてくれています。坪倉さんの心遣いは目を見はるものがあります。
炙りカルパッチョの代わりに、子供にはノルウエーのサーモンと海藻・香味野菜のサラダです。
こちらも絶品で、うなりながら食べてしまいました!
大山レークホテルではアルコールのメニューが多彩で、特に山陰のお酒や鳥取の銘酒などたくさん置いているそうです。ママは大山の地ビールで世界一にも輝いたことがある「大山Gビール」を飲んでいました。
大山Gビールは、口の中で味わいが七変化するとママが美味しそうに飲んでいました。
次は、大山の近隣でとれた野菜のスープ「淀江町にんじんとブロッコリー・長ネギのスープ」でしたが、子供でも苦いとは思わず、とても飲みやすく美味しいスープでした。ちなみに鳥取県は、ブロッコリーや黄色ニンジンのほかネギが有名で長ネギや白ネギがとても美味しいんだそうです。
パンは全粒粉の小麦粉で手づくりしたパンと、同じく手づくりの有塩バター。
坪倉さんが「バターが苦手なようでしたら」と子供用に、わざわざマーガリンも持ってきてくださいました。
でも、このバターはコクがあって、ものすごく美味しかったのでマーガリンはいりませんでした。
この「有塩バター」がお土産で売っていたらいいのに、とママが言ってました。
美味しいパンをいただいたら「御来屋漁港のメダイ 白ワイン蒸し」が出てきました。
坪倉さんがわかりやすく説明してくださったのですが、大山町は山のイメージですが、御来屋漁港もあって、サザエは県下No.1の水揚げ量をほこるほど、魚介類も豊富にとれるそうです。今日は、その御来屋漁港で水揚げされた「めだい」の料理です。
もう、かなりお腹がいっぱいになりましたが、たっぷりした牛フィレステーキがでてきました。
食べきれるかなと心配したけど、すごく柔らかくて美味しいステーキだったので、ペロっと完食しました。
添えてあるのは、地元・大山周辺でとれた根菜ソテーです。
色とりどりの根菜は、単に地元で採れたというだけでなく、土地の良さが味に染みこんでいる滋養ある野菜でした。これなら野菜や根菜が苦手な子供でも大丈夫です。
絶妙なおもてなしと配慮ある坪倉さん。何度も暖炉のマキの位置を換えにきてくださいました。
最後はお待ちかねのデザートです。
もうお腹いっぱいだったので、本当なら紅茶かコーヒーがつくところ、飲み物はお断りをしてデザートだけ頂きました。
きなこのクリームのチョコレートケーキ。ママはチョコレートケーキに目がないので、喜んでました。
アイスクリームは全国的にも有名な大山乳業のアイスクリームです。
1日目は、プラチナスイートの浴室ではなく大浴場のお風呂に入りました。
お写真はとっていません!(笑)
2日目の朝食は、大山近隣で採れた野菜のスープから始まりました。
朝食のサラダにも地元で採れた大根や海藻など、とても滋養や栄養が豊富。
大好きな目玉焼きが地元大山の彩り野菜と一緒に鉄板で出てきました。
パンだけで、これだけの種類。でも食べきれない!
今日はバターやマーガリンだけでなくジャムがいっぱい出てきました。
どれも地元の果実を使ったものです。
大山はブルーベリーが有名なので、ママはブルーベリーのジャムをたっぷり塗っていました。
ヨーグルトと一緒に小鉢が出てきました。
何かなと想うとフルーツでした。
朝ごはんも完食したけど、お腹がいっぱいです!
ランチも豪華なメニューで美味しそう~★
朝ご飯の後、お散歩に出かけました。
表に出るとガイナくんがいます。大きいけど全然こわくない大人しいガイナくんです。
湖畔側に出てきました。
一見するとチャーチのようなホテル。しっとり落ち着いていて、非日常を味わえる優雅さです。
庭園から見た大山は、残念ながら山頂が薄雲に隠れていて雪景色が見事です。
大山レークホテルは「大野池」という池の湖畔に建つホテル。
湖畔を一周することができるというので歩いてみました。
反対側から見ると、レークホテルがさらに美しく見えます。
都会の喧噪とは無縁の静寂で、まるで映画の1シーンのようです。
このホテルは昔、福山雅治さんも宿泊したこともあるホテルだそうです。
「軽く湖畔を歩こう」と想って歩き始めたものの、思いのほか、距離があります。
湖畔の道は静かで情緒があるけど、子供たちは必ず大人と手つなぎで来てくださいね。
小さな子供だけで来てはだめよ!
ちなみに雪ではばまれてこの日は1周するのをあきらめました。
お散歩から帰ったあとや、入浴後など、いつでもティータイムを楽しめるコーヒーサービスがあります。
近くにコンビニや自動販売機がないため、「24時間いつでもご自由に」という女性支配人ならではの、きめ細かいサービスです。
ロビーには小さいながらもお土産コーナーがありました。
よくある銘菓などが置いているお土産屋さんと違い、「ここにしかナイ」って感じのギフトが多かったです。
冷蔵庫風のショーケース。
これがアメリカの人気歌手、マドンナさんへの手土産に使われたという、あの話題のスイーツ?
と想ったら、キャンドルみたいです。
食べたくなるぐらい可愛いアロマキャンドル。
レシピ集もついた「エキナセアシロップ」です。
一番のおすすめは、このオリジナルマグカップかも。
朝食のコーヒーは、このマグカップで出てきました。
シンプルでおしゃれです。
地元、大山の窯で焼かれた陶器やマグカップ。
こちらも手づくりの革小物。
畑千恵子さんの着物リメーク小物。
ポシェットが可愛いですね。
どうして、こういうお土産があるのかというと、大山レークホテルの社長様が、地元を応援するためにホテルを運営しているので、地元のアーティストを支援する側面もあるのかなと想いました。
(チビッコのため、ママ代筆・2016年3月)
※掲載されている大山レークホテルの口コミはトリップアドバイザーより提供を受けています。